前場終値比で一段高

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比375円11銭高の2万1518円07銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、25.61ポイント高の1536.48で始まった。
中国株の堅調を好感し、買い戻しの動きが続いている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれも後場に入り一段高。
 
外国為替市場では、1ドル=108円30銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
ランチバスケットは35件、530.25億円、差し引き10億円の売り越しとの観測。
 
個別では、任天堂、ソニー、東エレク、アドバンテスが買われ、信越化、キーエンス、トヨタが切り返している。ソフトバンクG、ファーストリテ、OLC、リクルートHDも高い。
半面、三菱UFJ、みずほFG、東京海上が軟調。三井物、伊藤忠もさえない。中外薬が値を下げている。
 
日銀の黒田総裁は、「適切な金融市場調節や資産買い入れの実施を通じて、潤沢な資金供給と金融市場の安定確保につとめていく」との談話を発表した。先週の波乱展開から軒並み急落を余儀なくされていたこともあり、下へのバイアスを弱める格好となっている。
 
中小型株については、先週の急落によって強制ロスカットとする動き等もみられていたが、成長期待の大きい銘柄などへは、中長期目線での押し目買いも意識されやすい水準でもあった。押し目買いを意識しやすい水準からの日銀の後押しは、個人のセンチメントにもポジティブに作用した格好だろう。
 
 

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