日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比27円32銭高い3424円28銭となった。好調な月次売上高を発表したワークマンが大幅高となったほか、主力株を中心に個人投資家の押し目買いが入った。ただ日経平均株価が一時下げに転じる場面もある中、買い一巡後は上値の重い展開も続いた。
物色としても、週初に利食い売りの出た新型肺炎による新たな需要が期待されるテレワーク関連や巣ごもり消費関連に短期資金が再び流入しており、資金の逃げ足の速さを意識しながらの空中戦は続きそうだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で376億円、売買高は9781万株。
値上がり銘柄数は354、値下がり銘柄数は269となった。
個別では、エッチ・ケー・エスがストップ高。ストリームメディアコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。ヨンキュウは昨年来高値を更新。昴、旭化学工業、マツモト、第一商品、北雄ラッキーが買われた。
一方、Nutsが一時ストップ安と急落した。サンユー建設、協和日成、プラップジャパン、ヒビノ、特殊電極など8銘柄は昨年来安値を更新。ジョルダン、セレスポ、出前館、総合商研、ナガオカが売られた。
