【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比15円83銭高の2万1359円91銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、3.64ポイント安の1522.23で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに後場は前日終値付近で横ばい。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が根強く、上値は重い。
外国為替市場では、1ドル=107円90銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
ランチバスケットは24件、249.73億円、差し引き20億円の売り越しとの観測。
個別では、ソフトバンクがにぎわい、ソニー、ファーストリテ、OLCは堅調。楽天が上げ、神戸物産は個別に買われている。
半面、任天堂が小幅安で推移し、東エレク、アドバンテスは軟調。トヨタ、ファナック、東エレク、村田製、日本電産がさえない。
足元の下落相場にて、信用評価損益率や騰落レシオ、各種移動平均線乖離率は揃って反発のエネルギーが意識される水準までの調整をみせているものの、日経平均は5日移動平均線を前に上値は重く、短期的な下落トレンドすら払拭できない状況にあることも事実である。
ランチタイムにかけての為替市場では、ドル円が再び1ドル=108円台を割り込んで来ており、こちらも投資家心理の重しとなろう。
