東証マザーズ指数は前日比27.13ポイント安の716.00ポイントと前日の米国株の大幅安などを受けて3日ぶりに大幅反落した。
流動性リスクが嫌われることから、中小型株が集まるマザーズ銘柄は全面安商状となった。前場の間に大きく下げた後、後場に入ってからも押し目買いの様子は見られず、安値圏での推移となった
売買代金は概算で769.47億円。騰落数は、値上がり17銘柄、値下がり296銘柄、変わらず2銘柄となった。
同日に新規上場したきずなHD(7086)は、9時すぎに公募・売り出し価格(公開価格、2320円)を100円(4.3%)下回る2220円で初値を付け、終値は初値を265円(11.9%)下回る1955円だった。株式相場全体の下落で買い意欲が後退する中、公募・売り出し株を取得した投資家による見切り売りなどに押された。
個別では、エムビーエス、インタースペース、総医研ホールディングス、アスカネット、ジェイグループホールディングスなど52銘柄が昨年来安値を更新。Kids Smile Holdings、リアルワールド、ブティックス、クックビズ、オンコリスバイオファーマが売られた。
一方、トランスジェニック、アンジェスがストップ高。サーバーワークスは昨年来高値を更新。オイシックス・ラ・大地、WDBココ、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、AI CROSS、Chatworkが買われた。
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