日経ジャスダック平均株価は大幅に続落した。前週末比216円65銭安い3095円61銭とこの日の安値で終え、2018年12月以来1年2カ月ぶりの安値を付けた。
前週末の米国市場では主要3指数がそろって下落。リスク回避の動きが強まるなか、東京市場の取引時間中には、為替が一時1ドル=101円台を付ける場面があるなど、市場心理の悪化が鮮明となった。日経平均が節目の2万0000円どころか一時19500円を割り込む場面をみせると、個人投資家心理も悪化するばかりとなり、ジャスダック市場でも売りが売りを呼ぶ展開となった。大引けまでほぼ一本調子で下げ続けた。
主力のワークマンやハーモニックが売られ、マクドナルドが下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で613億円、売買高は1億4859万株だった。
値上がり銘柄数は10、値下がり銘柄数は672となった。
個別では、地域新聞社、fonfun、出前館、グッドライフカンパニー、テリロジーなど8銘柄がストップ安。カイノス、中京医薬品、東洋合成工業、不二硝子、ナガオカなど8銘柄は一時ストップ安と急落した。ホーブ、ルーデン・ホールディングス、インターライフホールディングス、安江工務店、美樹工業など327銘柄は昨年来安値を更新。倉元製作所、高見沢サイバネティックス、ニューテック、No.1、ABホテルが売られた。
一方、ダイヤ通商、第一商品が昨年来高値を更新。ケア21、フジトミ、サカイホールディングス、アルファグループ、総合商研が買われた。
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