日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比81円74銭安い3013円87銭となった。
前日の米国市場は、感染拡大が続く新型肺炎や原油価格の大幅下落などを受けて、世界景気の減速懸念が台頭。NYダウは前週末比2013ドル安と過去最大の下げ幅を記録した。
前日の米株式相場の急落を受けて、国内新興市場でも個人投資家のリスク回避姿勢が強まった。もっとも、信用取引の追い証を回避する目的の売りが朝方に指数を大きく押し下げた後は買い戻しも入り、下げ幅はやや縮小した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で371億円、売買高は9857万株。
値上がり銘柄数は77、値下がり銘柄数は587となった。
個別では、オールアバウト、テリロジー、極東産機、鉱研工業、エヌ・シー・エヌが一時ストップ安と急落した。秋川牧園、ホーブ、ルーデン・ホールディングス、インターライフホールディングス、安江工務店など418銘柄は昨年来安値を更新。アミタホールディングス、東邦レマック、妙徳、プラップジャパン、ZOAが売られた。
一方、中央化学がストップ高。タツミは一時ストップ高と値を飛ばした。ホテル、ニューグランド、ニューテック、エムケイシステム、初穂商事、ホロンが買われた。
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