マザーズ指数は3日ぶり反発、値頃感などから買い

東証マザーズ指数は前日比19.23ポイント高の665.43ポイントと3日ぶり反発。
米株安を受けて売り優勢で始まったが、相場全体に下げ一服感が見られると値頃感などから買いが入った。時価総額上位銘柄に総じて買い戻しの動きが優勢となった。
マザーズの売買代金上位の値上がり銘柄は新型コロナウイルス関連の材料が出たバイオ・医薬品関連業種が目立つなど、買いの対象を選別している様子も見られ、全面高とはならなかった。

売買代金は概算で1114.75億円。騰落数は、値上がり226銘柄、値下がり84銘柄、変わらず6銘柄となった。

10日にマザーズ市場に上場したビザスクは上場初日のきょう初値を付け、同値を1.9%上回る1335円で取引を終えた。前場に公募・売り出し価格(公開価格、1500円)を190円(12.7%)下回る1310円で初値をつけた。売買代金は東証マザーズ市場で7位だった。
 
個別では、バリュエンスホールディングスがストップ高。ジーエヌアイグループ、オンコリスバイオファーマ、プレシジョン・システム・サイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。イグニス、ハウテレビジョン、イノベーション、アドベンチャー、霞ヶ関キャピタルが買われた。
 
 一方、エムビーエス、フィット、ディジタルメディアプロフェッショナル、ブティックスが一時ストップ安と急落した。ミクシィ、インタースペース、FRONTEO、トライステージ、ASJなど211銘柄は昨年来安値を更新。トランスジェニック、モブキャストホールディングス、富士山マガジンサービス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、VALUENEXが売られた。
 

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