日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比9円93銭高の3105円54銭だった。
前日の米株式相場の急落を受け、朝方は投資家のリスク回避目的の売りが先行した。後場にかけて東証1部の主力銘柄の株価が回復すると、ジャスダック市場でも時価総額が大きい銘柄を中心に個人投資家の押し目買いが優勢となり、指数は上昇に転じた。
「信用取引の買いの評価損率は拡大した一方で、売りの評価損益率は改善している。何より株価が大きく下がったことで現金の人は買いを入れやすくなった」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で606億円、売買高は1億4931万株だった。
値上がり銘柄数は351、値下がり銘柄数は309となった。
個別では、ジェイホールディングス、ナガオカ、ホロン、中央化学、ソレキアがストップ高。タツミは一時ストップ高と値を飛ばした。ニューテック、両毛システムズ、AKIBAホールディングス、イメージ ワン、浜木綿が買われた。
一方、第一商品がストップ安。オールアバウト、テリロジー、極東産機、鉱研工業、エヌ・シー・エヌは一時ストップ安と急落した。秋川牧園、ホーブ、ルーデン・ホールディングス、インターライフホールディングス、安江工務店など419銘柄は昨年来安値を更新。フジトミ、特殊電極、白鳩、岡藤ホールディングス、ホットマンが売られた。
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