[概況]
10日、東京外国為替市場の米ドル円は一時105.230円まで上昇し、前日の大幅下落から反発する展開となっている。トランプ米大統領が新型コロナウイルスの感染拡大による経済の低迷などを懸念し、近いうちに減税措置を含めた大規模な経済対策を発表するとの内容が報じられたことで期待感などから米ドル円は反発したようだ。
現在、欧州時間に入り米ドル円は104.360円付近で推移しており、本日の高値からはやや上値が重い。テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(105.128円)付近で上値が抑えられており、引き続き同線付近がレジスタンスとして意識される可能性が考えられそうか。
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