日経ジャスダック平均株価は小幅ながら続伸した。前引けは前日比1円46銭高い3107円00銭だった。前日の米国株の大幅反発や円高一服など外部環境の落ち着きを受けて買いの動きとなっている。
9日に昨年来安値を付けるなど安値圏で推移していたことで自律反発狙いの買いが入った。一方、日経平均株価が下げ幅を300円超まで拡大したことで、新興市場でも投資家のリスク回避姿勢から主力株を中心に売られ、上げ幅は小幅にとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で309億円、売買高は6503万株だった。
値上がり銘柄数は291、値下がり銘柄数は307となった。
11日に新規上場したCマネージは、買い気配で始まり、10時49分に公募・売り出し価格(公開価格、2750円)を1610円(58.5%)上回る4360円で初値を付けた。午前の終値は3865円だった。
個別では、栄電子がストップ高。特殊電極、クラスターテクノロジー、ソレキア、川辺、三東工業社が買われた。
一方、出前館、かわでん、共栄セキュリティーサービス、ナ・デックス、日本銀行など7銘柄が昨年来安値を更新。第一商品、ジェイホールディングス、No.1、浜木綿、ホロンが売られた。
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