【寄り付き概況】
13日の日経平均株価は大幅続落して始まった。始値は前日比376円16銭安の1万8183円47銭。その後下げ幅を1000円超に広げ、一時は1万7400円台まで下落した。取引時間中に1万8000円を下回るのは2016年11月18日以来、約3年4カ月ぶり
前日のNYダウ平均株価が前日比2352.60ドル安と過去最大の下げ幅を記録した。トランプ米大統領は「英国を除く欧州からの渡航を30日間制限する」と発表。
これに伴う経済活動の縮小懸念が高まった。欧州市場も急落するなど、海外市場が大幅安となった。これを受けた、この日の日経平均株価は売りが先行。主力株はウリ気配を切り下げてスタートした。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下げ幅が6%を超えている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、全業種が安く、値下り率上位に非鉄、銀行、機械、倉庫、海運、石油など。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やダイキン、テルモ、花王が安い。トヨタは昨年来安値を更新した。アステラス薬、JXTGが安く、ファナック、クボタ、みずほFGはさえない。主力株の多くが売り気配で始まっている。半面、クラボウが買い気配となっている。
人気はMRT(6034)、アイスタディ(2345)、手間いらず(2477)、fonfun(2323)、丸和運輸(9090)、カーブス(7085)、前田道路(1883)、東鉄工業(1835)、メドピア(6095)、バイタル(3151)、ナガイレ(7447)、昭和産業(2004)、ソフトクリ(3371)、イーギャラ(8771)、近鉄百貨店(8244)。
