日経ジャスダック平均は4日ぶり反発、個人投資家の買い戻し

日経ジャスダックは平均株価は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が15日、政策金利の緊急引き下げを決定。日銀が16日正午に金融政策決定会合を前倒しで開催すると伝わったことありは反発した。
また、13日におよそ3年2カ月ぶりの安値で取引を終えた反動で、主力株を中心に個人投資家の買い戻しが優勢だった。前引けは前週末比73円90銭高い2857円68銭となった。
 
市場では、「日銀が正午から前倒しして開く金融政策決定会合を控えて東証1部の大型株が手がけにくいなか、値動きの軽い新興銘柄に買いが入りやすかった」との声もあった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で220億円、売買高は5477万株。値上がり銘柄数は540、値下がり銘柄数は108となった。
 
個別では、イナリサーチ、大木ヘルスケアホールディングス、メディシノバ・インク、重松製作所がストップ高。ユビテックは一時ストップ高と値を飛ばした。アバールデータ、ヤマザキ、ジャパンシステム、アオキスーパー、アエリアが買われた。
 
一方、美樹工業、佐藤渡辺、クルーズ、エヌアイデイ、北雄ラッキーなど46銘柄が昨年来安値を更新。小倉クラッチ、テリロジー、エージーピー、コーユーレンティア、アズ企画設計が売られた。

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