マザーズ指数は5日ぶり反発、押し目買い

 
東証マザーズ指数は前日比10.51ポイント高の570.05ポイントと5日ぶり反発。
突っ込み警戒感から押し目買いの動きがでている。そーせいやSansan、アンジェスなどが上げ、指数の上昇率は一時6%に迫った。一方で、メルカリやサンバイオ、TKPは下げた。
 
市場では「今は新型コロナの感染拡大を止めることが最重要課題で、肝心なのは金融政策のその次の策だ。感染拡大に向けて各国が協調してウイルス開発などを強力に進め、実現できなければ、株価水準が切り下がっても買い出動しにくい」との声が多く、大規模な財政政策など新たな材料がない限り当面は底値を探る動きが続きそうだ。
値上がり銘柄数は166、値下がり銘柄数は143となった。
 
17日にマザーズ市場に上場したリビングPFは公開価格(3900円)を350円(9.0%)下回る3550円で初値を付けた。午前の取引終了時点では3030円と初値を14.6%下回った。
同じく17日上場のドラフトの初値は1221円と公開価格(1580円)を359円(22.7%)下回った。前引け時点では970円と初値を20.6%下回った。
 
個別では、ダブルエーがストップ高。リーガル不動産、フーバーブレイン、Mマート、セルソースは一時ストップ高と値を飛ばした。フルッタフルッタ、オンコリスバイオファーマ、レアジョブ、バリューデザイン、リボミックが買われた。
 
 一方、エムビーエス、ミクシィ、FRONTEO、イオレ、ASJなど111銘柄が昨年来安値を更新。cotta、ギフト、手間いらず、ジェネレーションパス、リグアが売られた。

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