日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比43円89銭安い2803円61銭となった。新型コロナウイルスの感染拡大の終息が見通せないなか、企業業績を下押しするとの懸念が根強く売りが出た。東京株式市場も換金売りや利益確定売りが続き、ジャスダック市場も売り優勢の展開となった。ワークマンやハーモニック、テリロジーが下落した。
「相場全体の急落を受けて低下した個人投資家の投資余力は戻っていない」のも相場の重荷だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で202億円、売買高は4522万株。
値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は430となった。
個別では、太洋基礎工業、テノックス、クルーズ、東北新社、木徳神糧など38銘柄が昨年来安値を更新。ラ・アトレ、メディシノバ・インク、アクセスグループ・ホールディングス、テリロジー、エムケイシステムが売られた。
一方、山陽百貨店、特殊電極、マツモト、アマガサ、暁飯島工業が買われた。
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