上げ幅は拡大して推移

【後場寄り付き概況】

27日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比357円20銭高の1万9021円80銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、26.58ポイント高の1425.90で始まった。

日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)425.90ともに底堅い。新型コロナウイルスへの根強い警戒感から上値の重さが目立つが、海外株高が支えとなり、堅調な値動き。
 
外国為替市場では、1ドル=108円40銭近辺で推移。中国の上海総合指数は上昇している。
 
個別では、ソフトバンクGが高く、ファーストリテ、任天堂は切り返した。トヨタが値を上げ、ソニー、東エレク、キーエンス、武田、NTTドコモ、KDDIは堅調、花王、資生堂も高く、みずほFGは強含んでいる。
 
半面、OLCが安く、JAL、7&iHD、ダイキンが値を下げ、ホンダ、キヤノン、JXTGがさえない。
 
前日同様に1万9000円台での上値の重さを感じさせる動き。
物色動向でも半導体関連など一部を除き、米経済対策の恩恵が期待されそうな景気敏感セクターは大きく買われている印象に乏しい。
本日は3月末の権利付最終売買日となり、配当取りの動きや配当再投資に絡んだ先物買いも相場の押し上げ要因として期待される一方、減配リスクや新型コロナの感染拡大に対する警戒感が上値の重しになっているとみられる。
 

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