日経ジャスダック平均は反発、個人投資家の買い

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比39円63銭高い3016円12銭だった。朝方は買いが先行した。買い一巡後は利益確定売りも出て上値が重くなったが、大引けにかけて再び買いが入った。個別の好材料に反応した個人投資家の買いが相場を支えた。新型コロナウイルスの感染拡大による業績低迷の懸念は根強く、上値は限られた。
東京都の1日当たりの新型コロナ感染者数が26日まで4日連続で過去最多になるなど感染拡大への警戒が続くなか、興研には関連銘柄として値上がりを見込む買いが入った。このほかワークマンやハーモニックが上昇した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で343億円、売買高は7642万株だった。
値上がり銘柄数は423、値下がり銘柄数は212となった。
 
個別では、fonfun、出前館、新都ホールディングス、アマガサ、大木ヘルスケアホールディングスなど9銘柄がストップ高。豊商事は一時ストップ高と値を飛ばした。オーデリック、フクダ電子など3銘柄は昨年来高値を更新。重松製作所、興研、ぱど、中京医薬品、星医療酸器が買われた。
 
 一方、フジコー、妙徳が昨年来安値を更新。セキチュー、ながの東急百貨店、日本パレットプール、コーユーレンティア、守谷商会が売られた。

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