東証マザーズ指数も大幅反落した。終値は前週末比10.74ポイント安い612.28だった。
東証マザーズ指数も大幅反落した。終値は前週末比10.74ポイント安い612.28だった。
東京株式市場全般が大幅安商状となっており、マザーズ市場もリスクへの意識が高まっている。全米の新型コロナウイルス感染件数が中国やイタリアを上回る世界最多となるなど、収束の兆しが見られず、リスク回避の動きが強まり、NYダウなど主要指数が大幅に反落した。こうした背景に加えて、日本国内においても前週初から週末の休暇中まで含めて、国内での新たな感染者数拡大しており、ロックダウン(都市封鎖)への警戒感も一層強まっていたことから、個人投資家センチメントが相当に悪化した。メルカリやマネフォ、サイバダインが下落。
物色はテレワーク関連など一部に留まったこともあり、結局は朝方の水準に戻して、終日もみ合う展開となった。
売買代金は概算で574.65億円。騰落数は、値上がり74銘柄、値下がり245銘柄、変わらず3銘柄となった。
きょうマザーズに新規上場したネクストーンの終値は、値幅制限の上限(ストップ高水準)となる初値比400円(24.1%)高の2060円となった。売り気配で始まり、9時2分に公募価格(公開価格、1700円)を40円(2.4%)下回る1660円で初値を付けたが、その後は買いが優勢となった。
個別では、Fringe81、フィードフォースが一時ストップ安と急落した。夢展望、gooddaysホールディングス、ビザスク、ヴィス、インパクトホールディングスなど17銘柄は昨年来安値を更新。アドベンチャー、フェイスネットワーク、フォーライフ、NATTY SWANKY、コンヴァノが売られた。
一方、リアルワールド、JMC、MRT、ギークス、NexToneがストップ高。トビラシステムズは一時ストップ高と値を飛ばした。メドレーは昨年来高値を更新。HENNGE、WDBココ、すららネット、ファンデリー、Chatworkが買われた。
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