米ドル円は107円台で上値が重い推移

[概況]

 30日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.120円まで下落し上値が重い展開となった。米国での新型コロナウイルス感染者は142000人超にまで増えたことが確認され世界最多となっている。欧米諸国でのウイルス感染者が急速に増え続けるなか、リスク回避的な動きにより円買いが優勢となっているようだ。
 
現在、欧州時間に入り米ドル円は107.835円付近で推移しており、本日の安値からはやや反発しているが上値は重い。
この後は2月米中古住宅販売仮契約指数 (予想:前月比-1.0% 前回:前月比5.2%)など米経済指標の発表が予定されている。
 
テクニカル的には米ドル円は足元で3/9安値から3/24高値までの上昇分に対する38.2%押し水準付近に位置する20日移動平均線(107.703円)付近で下げ渋る動きとなっていることから、引き続き同水準がサポートとして意識されるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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