日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比6円44銭安い3866円34銭だった。決算発表を控えて高値圏で推移していたワークマンやマクドナルドなど主力株には利益確定売りや持ち高調整の売りが続いた。新型肺炎の拡大による関連銘柄物色は続き、新興市場の売買代金ランキングの上位を占めた。
2019年4~12月期決算の大幅増益を発表した医学生物が売られた。半面、新型肺炎の拡大で興研や重松製など関連銘柄は買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で421億円、売買高は5452万株だった。
値上がり銘柄数は268、値下がり銘柄数は319となった。
個別では、医学生物学研究所が一時ストップ安と急落した。極楽湯ホールディングスは昨年来安値を更新。テセック、チエル、光・彩、ドーン、ミヤコが売られた。
一方、リプロセル、不二硝子がストップ高。免疫生物研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、木徳神糧、エムケイシステム、カイノス、妙徳など10銘柄は昨年来高値を更新。興研、リバーエレテック、フォーバル・リアルストレート、トミタ、カーメイトが買われた。
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