日経ジャスダック平均は5日続落、持ち高調整の売り

日経ジャスダック平均株価は5日続落した。終値はこの日の安値となる前日比22円13銭安い3850円65銭だった。高値圏で推移していたワークマンなど主力株を中心に、決算発表を控えた利益確定売りや持ち高調整の売りが出た。
新型肺炎の拡大による関連銘柄物色は続き、新興市場の売買代金ランキングの上位を占めた。前日に値下がりした興研、免疫生物が再び急騰し、重松製も一段高となるなど新型肺炎による特需が期待される銘柄への買い人気は根強い。
市場関係者からは、「個人投資家の選別物色は盛んな状態」との声が上がっていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で781億円、売買高は1億3438万株だった。値上がり銘柄数は268、値下がり銘柄数は352となった。
 
個別では、医学生物学研究所が一時ストップ安と急落した。極楽湯ホールディングス、テーオーホールディングスは昨年来安値を更新。光・彩、テセック、チエル、シンクレイヤ、ドーンが売られた。
 
一方、カイノス、中京医薬品、リプロセル、不二硝子、Nutsなど6銘柄がストップ高。免疫生物研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、燦キャピタルマネージメント、木徳神糧、エムケイシステム、妙徳など13銘柄は昨年来高値を更新。興研、リバーエレテック、重松製作所、フォーバル・リアルストレート、ワットマンが買われた。

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