「結局1月は往ってこい」
NY株式市場はNYダウとNASDAQが小幅高。
S&P500が小幅反落とマチマチの動き。
好決算のアップル。
737MAX関連費用が一部の予想ほど膨らまなかったボーイング。
2020年のキャッシュフロー目標が予想を上回ったGE。
途中まではこれらの銘柄が上昇をけん引した。
FOMCは予想通りFF金利の誘導目標を1.50─1.75%に据え置きで通過。
パウエル議長が会見で「新型コロナウイルスの感染拡大の見通しは引き続き不透明」とコメント。
このパウエル議長発言を受けて引け際に失速した。
12月の中古住宅販売仮契約指数は前月比4.9%低下の103.2。
2010年5月以来、約9年半ぶりの大幅な落ち込みとなった。
背景は「住宅ローン金利が低下しているものの在庫不足が響いた」こと。
市場予想の0.5%上昇に反して低下した形だ。
FOMCの金利据え置きや新型コロナウィルスの拡大などから国債利回りは低下。
10年国債利回りは1.580%。
2年国債利回りは1.412%。
ドル円は109円を挟んだ動き。
恐怖と欲望指数は53→52。
1週間前は74、1か月前は90、1年前は55だった。
水曜の日経平均は寄り付き94円高、終値163円高と3日ぶりの反発。
日足は2日連続の陽線。
窓は2つで止まった格好。
終値(232379円)は75日線(23269円)を回復。
月足陽線基準23204円は守った。
東証1部の売買代金は1兆9685億円と3日ぶりの2兆円割れ。
値上がり1094銘柄(前日735銘柄)。
値下がり967銘柄(前日1335銘柄)。
新高値31銘柄(前日24銘柄)。
新安値23銘柄(前日87銘柄)。
騰落レシオは81.90(前日83.28)と上昇。
NTレシオは13.75倍(10月28日が13.87倍)。
サイコロは7勝5敗で58.3%。
右肩下がりの25日線(23742円)からは1.53%のマイナスプラスかい離。
200日(22068円)からは5.94%のプラスかい離。
75日線(23269円)はサポート。
5日線(23512円)は依然右肩下がり。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.535% 。
買い方▲8.744%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.787%。
買い方▲16.448%。
空売り比率は44.1%で7日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は6.3%。
Quick調査の1月24日時点の信用評価損率は▲10.60%と4週ぶりの悪化。
1月24日時点の裁定売り残は537億円増の9790億円。
2週ぶりの増加。
当限は429億円増の6946億円。
翌限以降は107億円増の2844億円。
同裁定買い残は937円増の6565億円。
5週ぶりの増加。
当限は879億円増の6344億円。
翌限以降は58億円増の220億円。
日経HVは17.1、日経VIは17.58。
日経平均採用銘柄のPERは14.28倍。
EPSは1637円。
PBRは1.15倍。
BPSは20329円。
225先物採用銘柄の益回りは7.01%。
ドル建て日経平均は214.23(12月13日が219.64)。
東証単純平均株価は2円高の2273円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1905円(前日1873円)。
シカゴ225終値は大証日中比115円安の23245円。
高値23395円、安値23185円。
気学では「弱体日、吹き値売り方針」。
金曜は「案外高き日なり、逆に安き時は翌日高し」。
前日下値をサポートしてくれたボリンジャーのマイナス2σが23216円。
マイナス1σが23479円。
逆にマイナス3σが22952円。
一目均衡の雲の上限(23560円)は割り込んだまま。
勝手雲の下限(23533円)も割り込んだまま。
上限は23764円。
結局1月は「往ってこい」になってきた。
今年2勝1敗の木曜日。
今年の曜日別勝敗
↓
月曜1勝2敗
火曜2勝2敗
水曜2勝2敗
木曜2勝1敗
金曜3勝無敗
NYダウは11ドル高の28734ドルと小幅続伸。
NASDAQは5ポイント高の9275ポイントと小幅続伸。
S&P500は2ポイント安の3273ポイントと反落。
ダウ輸送株指数は44ポイント高の10905ポイントと続伸。
SOX指数は1.83%下落。
VIX指数は16.38。
3市場の売買高は68.8億株(直近20日平均74.5
億株)。
225先物CME円建ては大証日中比115円安の23245円。
ドル建ては大証比日中比110円安の23250円。
ドル円は108.99円。
10年国債利回りは1.580%。
2年国債利回りは1.412%。
◇━━━ カタリスト━━━◇
京写(6837)・・・動兆
京写に注目する。
同社はプリント配線板メーカーで片面プリント配線板で世界首位。
ベトナムの両面板工場は20年4月から順次稼働で中国提携先等からの生産移管進行。
ノンシリコーンでも高温工程で繰り返し使用可能な「部品搬送用キャリア」に期待。
(兜町カタリスト櫻井)
