日経ジャスダック平均株価は7営業日ぶりに反発した。終値は前日比19円72銭高い3793円65銭だった。渡航・貿易制限が勧告されなかったことから短期的な悪材料出尽くしと受け止められたようで、買いが優勢となった。日経平均が一時400円超上昇するなど、主要企業の株価が堅調に推移するなか、個人投資家による押し目買いが入った。
ただ、新型肺炎が世界景気に悪影響をもたらすとの懸念が根強く、主力株の上値は重く推移し午後は伸び悩んだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で774億円、売買高は1億4015万株だった。
値上がり銘柄数は391、値下がり銘柄数は221となった。
個別では、中京医薬品がストップ高。倉元製作所、エヌアイシ・オートテック、ビジョナリーホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ブロードメディア、妙徳、興研、重松製作所など6銘柄は昨年来高値を更新。イマジニア、MICS化学、イワブチ、リーダー電子、バッファローが買われた。
一方、極楽湯ホールディングス、プラネット、KG情報、フジタコーポレーション、メディシノバ・インクなど6銘柄が昨年来安値を更新。不二硝子、ニチリョク、クリエアナブキ、愛光電気、カーメイトが売られた。
