日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前週末に比べ33円02銭安い3760円63銭となった。
NYダウは603ドル安と急落した。円相場も1ドル=108円台前半へと円高が進んでおり、こうした外部環境の不安定や新型肺炎の感染拡大で、個人投資家心理は大幅に悪化している。日経平均も大幅安で始まり、新興株にも売りが波及した。
ただ、内需銘柄を中心に買い戻しが入り指数は前引けにかけて下げ幅を縮小した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で494億円、売買高は7979万株
値上がり銘柄数は155、値下がり銘柄数は460となった。
個別では、環境管理センター、興研がストップ安。リーダー電子、重松製作所は一時ストップ安と急落した。地域新聞社、極楽湯ホールディングス、プラネット、スーパーバリュー、フジタコーポレーションなど16銘柄は昨年来安値を更新。大木ヘルスケアホールディングス、メディアリンクス、ランシステム、京写、大日光・エンジニアリングが売られた。
一方、イナリサーチ、ケアサービス、免疫生物研究所、太洋工業、MICS化学が一時ストップ高と値を飛ばした。燦キャピタルマネージメント、ブロードメディア、中京医薬品、オーデリック、フォーバル・リアルストレートなど7銘柄は昨年来高値を更新。アマガサ、カイノス、フジトミ、santec、エイアンドティーが買われた。
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