日経ジャスダック平均は前週末比25.93円安の3767.72円と反落。
日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前週末比25円93銭安い3767円72銭だった。新型肺炎の感染拡大で投資家のリスク回避姿勢が強まり新興株にも売りが出た。
売り一巡後は下げ渋った。中国・上海株が下げ幅を縮小した場面では買いも入った。ワークマンやセリアなど内需関連銘柄が買われ相場を下支えした。
カイノスなどワクチン関連として新たな思惑買いが入った銘柄もあり、物色の対象は移り変わっている。「ジャスダック銘柄の買い持ち高を整理して、マザーズ銘柄に資金を振り向けた個人投資家もいるのだろう」との指摘もあった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で787億円、売買高は1億4979万株だった
値上がり銘柄数は215、値下がり銘柄数は410となった。
個別では、中京医薬品、興研、重松製作所がストップ安。環境管理センター、リーダー電子は一時ストップ安と急落した。地域新聞社、極楽湯ホールディングス、プラネット、スーパーバリュー、フジタコーポレーションなど17銘柄は昨年来安値を更新。大木ヘルスケアホールディングス、エヌアイシ・オートテック、メディアリンクス、倉元製作所、ランシステムが売られた。
一方、イナリサーチ、ケアサービス、アマガサ、カイノス、免疫生物研究所がストップ高。太洋工業、MICS化学は一時ストップ高と値を飛ばした。燦キャピタルマネージメント、エムケイシステム、ブロードメディア、中京医薬品、オーデリックなど8銘柄は昨年来高値を更新。Nuts、エイアンドティー、フォーバル・リアルストレート、第一商品、SYSホールディングスが買われた。
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