[概況]
3日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時108.810円まで上昇した。NY時間に発表された1月米ISM製造業景気指数(予想:48.5 結果:50.9)などが市場の予想値を上回り、尚且つ景気の拡大・後退の分岐点と言われる50を上回ったことなどが好感され、米ドル円は買われたようだ。
ただ、依然として中国から広がる新型コロナウイルスへの警戒感などもあり、米ドル円は108円台後半付近では上値が重い。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の雲下限(108.810円)で上値が抑えられており、引き続き雲がレジスタンスとして意識される展開となりそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
