【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比33円35銭高の2万3005円29銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.38ポイント高の1678.04で始まった。幅広い業種に買い戻しが続いている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅高。
外国為替市場では、1ドル=108円70銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、パナソニック、村田製、太陽誘電が値を上げている。富士通、東エレクもしっかり。トヨタが強含み。資生堂、第一三共は高い。ソフトバンクG、オリックス、ZOZOも買われている。
半面、キーエンス、レーザーテックが軟調。ソニーは小安い。コマツが値を下げている。KDDI、ZHDも弱含みとなっている。
本日の日経平均は続落して始まったものの、小幅ながらプラス圏に浮上して前場を折り返した。前日の先物手口を見ると、日経平均先物ではゴールドマン・サックス証券やクレディ・スイス証券、東証株価指数(TOPIX)先物ではJPモルガン証券の売り越しが目立った。
日経平均の日足チャートでは、前日に続き一時2万3000円を割り込みつつも陽線を引く格好となっており、この水準での底堅さが窺える。日経平均は2万3000円水準を維持しつつも一進一退の展開となることが見込まれる。
