[概況]
5日、東京時間の外国為替市場において、米ドル円は概ね109.40円付近の小幅な値動きとなった。新型肺炎の感染拡大に対し警戒感があるものの中国人民銀行の大量の資金供給に加え、政府当局による財政投入に伴う景気刺激策への期待感から上値を追う格好となっている模様。
テクニカルにおいては日足線が1/17の高値110.30円から1/31の安値108.30円までの2円のドル安基調から一転2月に入り高値109.555と1.255円戻したことになる。一目均衡表の雲の上に実線があることからドル高基調に変化したと思われる。目先110円を目指す展開を予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]
