「あちこち無罪感」

「あちこち無罪感」
 
意外なことというのは結構あるもの。
例えば日本語を話す人は世界でどのくらいの位置にあるのだろう。
ウィキペディアで調べてみると・・・。
「普段話されている言語の人口順位(2018年上位15言語)。
 
 1位中国語     13億7000万人 
 2位スペイン語    4億4200万人 
 3位英語       3億7800万人 
 4位アラビア語    3億1500万人 
 5位ヒンディー語   2億6000万人 
 6位ベンガル語    2億4300万人 
 7位ポルトガル語   2億2300万人 
 8位ロシア語     1億5400万人 
 9位日本語      1億2800万人 
10位ラフンダー語   1億1900万人(インド) 
11位ジャワ語             8440万人 
12位トルコ語             7850万人 
13位朝鮮語               7720万人 
14位フランス語           7680万人 
15位ドイツ語             7600万人 
人口は2018年現在の概算。
ただし、中国語は13方言, アラビア語は20方言, ラフンダー語は4方言の合計。
最も話者の多い言語は中国語。
しかし世界において広く使用されている言語というわけではない。
スペイン語は南アメリカや北アメリカ南部における広大な言語圏。
2007年度においてスペイン語を公用語とする国々は19カ国。
7位のポルトガル語圏を合わせればさらに拡大する。
英語3位だが、公用語としては55か国と最も多くの国で話されている。
フランス語の母語話者は7680万人だがフランス語を公用語とする国々はアフリカの旧フランス植民地を中心に29カ国。
とはいえ、日本語はフランス語やドイツ語よりも話す人口が多いという現実。
日本語はローカルではあるものの卑下する必要もなかろう。
ドイツ語に比べれば、地球上での存在感は大きい。
相場だってそう考えれば東京のローカル性を卑下する必要はないだろう。
 
 
前引けの日経平均株価は483円高の23803円と大幅に3日続伸。
NY株高を受けて買い物優勢の展開で前引けにかけて上昇幅を拡大。
上昇率は2%を超えた。
1月24日以来9日ぶりの25日線奪還。
あそこで空けた窓が23755円→23463円。
これも埋めた。
一目均衡の雲の上限は22663円も上抜けた。
 
イラン問題、ブレグジット、米中貿易摩擦、国内企業の業績不安などなど。
そして加わったのは新型コロナウイルス問題。
それでもNYは過去最高値。
日経平均は25日線、75日線回復で23000円台後半になってきた。
日経平均は1000円下げて1000円戻したという形。
「株は下げなきゃ上がれない」と実感した2週間ということだろう。
もう一つは「株は上げなきゃ下がらない」もあるが・・・。
大切なのは「騒がない、慌てない、諦めない」だ。
 
トランプ大統領の弾劾は予想されていたとはいえ無罪。
そしてカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地では大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験。
搭載された模擬弾頭は約6700キロ飛行。
太平洋のマーシャル諸島付近に落下したという。
ダブルトップではなくオンリーワンの誇示という印象だ。 
 

(櫻井)

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