【後場寄り付き概況】
6日後場の日経平均株価は前日比492円49銭高の2万3812円05銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、33.32ポイント高の1735.15で始まった。
海外株高や円安を受け、後場も引き続き輸出関連株を買う動きが見られる。日経平均株価は一段高となり、上げ幅は前日比500円を超えている。東証株価指数(TOPIX)は高値圏でもみ合っている。
外国為替市場では、1ドル=109円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、ファーストリテ、ソフトバンクG、ZHDが高く、三菱UFJ、三菱商、任天堂、ソニー、トヨタ、パンパシHDは値を上げている。
半面、スクエニHD、デーエヌエーが軟調。三井不、菱地所、フジクラが安く、NECは弱含みとなっている。
中国当局による景気下支え策への期待感や新型肺炎治療薬に絡んだ報道を背景に、中国をはじめとしたアジア株式市場も総じて朝方から上げ幅を拡大している。
決算を手掛かりとした個別物色にシフトする流れも想定しておきたいところだろう。
市場環境の落ち着きを背景に、直近下落の目立っていたマザーズ市場銘柄や東証1部の中小型銘柄に対する見直しの動きといった物色の広がりに対しても目を向けておきたいところだ。
