日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比20円73銭高い3829円12銭だった。
新型肺炎の治療薬に関する海外メディアの報道や良好な経済指標を受けて前日の米国株が上昇したほか、東証1部の主力銘柄が大きく上昇したことで個人投資家の心理が上向き、ジャスダック市場にも買いが波及する展開となった。
好材料を発表した銘柄やワークマンなど時価総額上位銘柄を中心に買いが入った。マクドナル、ハーモニックなど時価総額上位銘柄が値を上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で633億円、売買高は1億3014万株だった。
値上がり銘柄数は417、値下がり銘柄数は201となった。
個別ではセーラー広告、ミヤコ、大村紙業、クリエアナブキ、ヤマト・インダストリーなど7銘柄がストップ高。日本パレットプールは一時ストップ高と値を飛ばした。燦キャピタルマネージメント、佐藤食品工業、パシフィックシステム、岡山製紙、東北特殊鋼など23銘柄は昨年来高値を更新。日本ユピカ、エムティジェネックス、ニューテック、オーデリック、アバールデータが買われた。
一方、応用技術、中京医薬品、興研が一時ストップ安と急落した。オンキヨー、植松商会は昨年来安値を更新。アマガサ、ケアサービス、重松製作所、エイアンドティー、ザインエレクトロニクスが売られた。
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