東証マザーズ指数は大幅に続落した。終値は前日比33.42ポイント安い747.57と、16年2月17日以来およそ4年ぶりの安値だった。
機関投資家からの売りに加え、連日の株安で個人投資家が信用取引の追い証を回避する目的の売りを出したことが重荷となった。
リスク回避の動きが続いており、主力株を中心とした売りが止まらない。流動性に欠けた中小型株が集まるマザーズ市場では時価総額上位銘柄を含め全面安商状となった。
売買代金は概算で960.57億円。騰落数は、値上がり21銘柄、値下がり289銘柄、変わらず4銘柄となった。
個別では、リアルワールドがストップ安。トランスジェニック、メディネット、ユナイテッド、ツクルバ、ランディックスなど99銘柄は昨年来安値を更新。AHCグループ、ユナイテッド&コレクティブ、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、G-FACTORY、イグニスが売られた。
一方、アルーがストップ高。バーチャレクス・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。リアルワールド、Amaziaは昨年来高値を更新。メドレー、すららネット、ファンデリー、GMOリサーチ、レアジョブが買われた。
