【寄り付き概況】
28日の日経平均株価は大幅続落して始まった。始値は前日比430円22銭安の2万1518円01銭だった。その後下げ幅を600円超まで拡大する場面があった。
前日のNYダウは前日比1190ドル安と過去最大の下げ幅を記録。新型コロナウイルスの感染拡大が、経済へ大きな影響を与えることを警戒する売りが膨らんでいる。これを受けた、東京株式市場も売り先行で日経平均株価は下値を探る展開となっている。
米株安を受け、グローバル株式で運用する投資家などの日本株売りが膨らんでいるほか、短期筋による先物売りも断続的に出ている。
為替は109円60銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。
寄り付き時点で業種別では33業種全てが安く、値下がり率上位は鉄鋼、倉庫、金属、海運、非鉄、銀行、不動産など。
個別では、トヨタ、ソニー、東エレク、三菱UFJ、コマツ、東エレクが軟調と、ほぼ全面安。
テクニカル的にはキョーリン(4569)が動兆。
人気は医学生物(4557)、ファイズ(9325)、マナック(4364)、OSJB(5912)、北沢産業(9930)、マーケットエンタ(3135)、ジョルダン(3710)、NEWART(7638)、コムチュア(3844)、昭和化学(4990)、森乳(2264)、SG(9143)、LINE(3938)、インフォコム(4348)。
