マザーズ指数は4日続落、見切り売り

東証マザーズ指数は前日比31.80ポイント安の715.77ポイントと4日続落した。
一時は706.12と16年2月以来4年ぶりの安値を付けた。本日の日経平均も大幅続落、マザーズ市場も大きく売りが波及している。機関投資家からの売りが出たほか、個人投資家が信用取引の追加証拠金(追い証)の差し入れを回避する目的で売りを出した。
また、このところの株価下落で損失が膨らんでいる個人投資家が多く、市場では「これ以上の損失拡大を嫌って、見切り売りや処分売りがさらに膨らむ可能性が高い。新型肺炎が収束するまでは、新規投資はしてこないのではないか」との見方もあり、全体として一層の下値不安感が高まっている。
値上がり銘柄数は20、値下がり銘柄数は294となった。
 
個別では、エムビーエス、ミクシィ、インタースペース、トライステージ、トランスジェニックなど127銘柄が昨年来安値を更新。リアルワールド、イノベーション、Aiming、ブランディングテクノロジー、ブライトパス・バイオが売られた。
 
 一方、バーチャレクス・ホールディングス、SERIOホールディングスがストップ高。カイオム・バイオサイエンス、テノ.ホールディングス、アルーは一時ストップ高と値を飛ばした。すららネット、ブティックス、レアジョブ、ファンデリー、CRGホールディングスが買われた。

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