東証マザーズ指数は続伸した。前引けは11.33ポイント高の890.95だった。
国内証券が投資判断を引き上げたサンバイオが買われた。時価総額上位銘柄群なども堅調に推移した。また、個人投資家の関心は相変わらずIPOに向かっている。
米ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新し、SOX指数も続伸した。米ハイテク関連株高が継続していることから、東京株式市場でも波及しており、市場では「個人投資家のセンチメント改善に寄与するのかポイントとなろう」との声が聞かれている。
値上がり銘柄数は206、値下がり銘柄数は98となった。
マザーズ市場に新規上場した2銘柄はいずれも買い気配のまま売買が成立しなかった。前引け時点の気配値はWDBココが2608円、AIinsは6120円と、それぞれ公募・売り出し価格(公開価格)を70%上回った。
個別では、ネットイヤーグループがストップ高。エヌ・ピー・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。ITbookホールディングス、ジーエヌアイグループ、手間いらず、フォーライフ、ピーバンドットコムなど13銘柄は年初来高値を更新。カオナビ、ブリッジインターナショナル、サンバイオ、プラッツ、イノベーションが買われた。
一方、フルッタフルッタ、ランディックス、ウォンテッドリー、GMOメディア、global bridge HOLDINGSなど10銘柄が年初来安値を更新。インパクトホールディングス、スペースマーケット、エディア、セルソース、フィル・カンパニーが売られた。
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