日経ジャスダック平均は続伸、好材料銘柄への買い

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比18円57銭高い3787円31銭と、2018年10月5日以来の高値を付けた。
東京株式市場全般が模様眺めムードを強めるなか、投資余力の増した個人投資家が主力株や値動きのある銘柄や個別材料のある銘柄に買いが集まった。直近に新規株式公開(IPO)した銘柄への物色も続いた。今期純利益を上方修正したニューテックが大幅高。ハーモニックやマクドナルド、セリアが高い。
市場では「値動きのない東証1部市場からジャスダック市場に個人投資家の資金がシフトしている」との声も聞かれ、中小型株人気が盛り上がった格好となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で503億円と12日以来の低水準、売買高は7176万株だった。値上がり銘柄数は299、値下がり銘柄数は322となった。

個別では、大谷工業、ソレキアがストップ高。アズ企画設計、ストリームメディアコーポレーション、ニューテック、日本ロジテムは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、美樹工業、日本電技、常磐開発、ETSホールディングスなど29銘柄は年初来高値を更新。日本色材工業研究所、グッドライフカンパニー、リーダー電子、北川精機、チエルが買われた。
 
一方、極楽湯ホールディングス、三洋堂ホールディングス、中京医薬品、アール・エス・シー、浜木綿など6銘柄が年初来安値を更新。クリエアナブキ、ジョルダン、ホーブ、ハピネス・アンド・ディ、細谷火工が売られた。

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