「針小棒大」

「針小棒大」
 
 
NY株式市場は休場。
ドル円は109円39銭。
ある指摘。
「米NASDAQ指数や英FT100指数は10連騰。
FT100は 歴史な高値を上抜ける際に10連騰だった。
NASDAQは2000年 の高値を上抜ける時に10連騰を示現した」。
 
日経平均は寄り付き17円安、終値47円安と小幅反落。
ただ日足は8日連続の陰線。
日中値幅は47円と相変わらずの動意薄。
東証1部の売買代金は1兆993億円とかろうじて1兆円台キープ。
2012年12月12日以来7年の低水準。
アベノミクススタート直前のレベル。
あの日も水曜日だった。
225先物の日中取引高は1999年以来の低水準。
「閑古鳥が鳴いてサイレントナイト」という声が聞こえる。
値上がり469銘柄、値下がり1594銘柄。
新高値63銘柄と2日連続2ケタ。
新安値19銘柄。
騰落レシオは100.43。
NTレシオは13.82倍。
サイコロは5勝7敗で41.7%。
25日線(23536円)からは1.05%、200日(21837円)からは8.91%のプラスかい離。
右肩下がりになった5日線(23823円)が上値抵抗線継続。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.843% 。
買い方▲6.881%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.764%。
買い方▲11.869%。
売り比率は38.2%で10日連続の40%割れ。
空売り規制なし銘柄の比率は7.3%。
Quick調査の12月20日時点の信用評価損率は▲11.70%。
6週ぶりの悪化。
12月20日時点の裁定売り残は166億円減の7389億円。
2週連続の減少。
当限は1504億円減の4796円。
翌限以降は338億円増の2593億円。
同裁定買い残は1621億円増の8774億円。
2週連続の増加。
当限は1682億円増の8613億円。
翌限以降は61億円減の160億円。
裁定買い残がようやく裁定買い残を上回りフツーの姿に戻ってきた。
日経HVは11.5、日経VIは13.77。
日経平均採用銘柄のPERは14.39倍。
EPSは1652円。
PBRは1.16倍。
BPSは20502円。
ドル建て日経平均は217.41(12月13日が219.64)。
東証単純平均株価は7円安の2327円(昨年末2077円)。
225先物大証終値は日中比20円安の23690円。
気学では「逆行性強き日。逆張り方針良し」。
金曜は「よく動く日。波動について駆け引きせよ」。
週足陽線基準は23821円。
月足陽線基準は23529円。
年足陽線基準は19561円。
勝手雲の上限は23619円。
少なくとも日足陰線からの脱却が欲しい。
 
日経マーケット面の見出しは「年初来安値19銘柄」。
「10月11日以来、約1か月半ぶりの多さ」という解釈だ。
しかし・・・。
年初来安値が19銘柄になったことはそんなに大変ことなのだろうか。
因みに1年前は1601銘柄だった。
そもそも東証1部の上場銘柄は2160銘柄。
全体の1%にもならない。
そして新高値銘柄は63もあるし月曜までは13日連続で3ケタを超えていた。
そちらは報じずたった19銘柄の新安値を報じるとは・・・。
どこか感覚が違う。
針小棒大という四字熟語が脳裏をかすめる。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
MDV(3902)・・・動兆
 
MDVに注目する。
同社は医療・医薬品データのネットワーク化と利活用の両サービスを提供。
リアルタイム診療データ活用し治験データ事業開始。
包括データを利用する新商品に期待。
株価は継続した売り物に見舞われてきたが、そろそろリバウンド期待。
 

(兜町カタリスト櫻井)

株ちゃんofficial xはこちら!
目次