27日の日経平均株価は小動きとなりそうだ。
海外投資家のクリスマス休暇が続くなか、国内機関投資家も27日と30日大納会の2営業日を残すのみとなり「ほとんど様子見」の状況になることが見込まれる。
明日は週末となるが、前半が弱くきょう大きく上昇したことから、外部環境が大きく悪化しなければ、直近で売られた銘柄を中心に押し目買いが優勢になると考える。
今年はあと2営業日を残すのみだが、ここ数日は場中の値動きが弱かっただけで、日経平均が大きく下げたわけではない。節目の2万4000円や年初来高値(終値ベース:2万4066円、ザラ場ベース:2万4091円)は十分射程圏内にあり、これらの水準を上回って2019年を終えることができるかが注目される。
明日は、受け渡しベースで実質新年相場入りとなるなか、上昇も期待されるが「需給関係の良好な一握りの銘柄に限られそう」との見方があった。
■テクニカル・ポイント(26日現在)
25420.41 ボリンジャー:+3σ(26週)
25292.80 ボリンジャー:+3σ(13週)
24543.23 ボリンジャー:+2σ(13週)
24434.64 ボリンジャー:+3σ(25日)
24342.87 ボリンジャー:+2σ(26週)
24147.01 ボリンジャー:+2σ(25日)
23924.92 ★日経平均株価26日終値
23918.88 均衡表転換線(日足)
23859.37 ボリンジャー:+1σ(25日)
23840.16 6日移動平均線
23793.67 ボリンジャー:+1σ(13週)
23571.74 25日移動平均線
23408.92 均衡表基準線(日足)
23398.36 均衡表転換線(週足)
23284.10 ボリンジャー:-1σ(25日)
23265.33 ボリンジャー:+1σ(26週)
23141.55 新値三本足陰転値
23044.10 13週移動平均線
22996.46 ボリンジャー:-2σ(25日)
22978.30 均衡表雲上限(日足)
22776.34 75日移動平均線
ほぼ高値引けしてローソク足は9営業日ぶりに陽線を引き、終値は上向きに転じた5日移動平均線を上回った。
ボリンジャーバンドでは終値が+1σ上に浮上し、もみ合い相場からの上放れの兆候が出てきた。ただ、ザラ場高値は心理的な節目の2万4000円に届かなかったほか、日足の一目均衡表の転換線と基準線が横ばいのため短期的な上昇圧力は弱いとみられ、もみ合い延長の可能性も残っている。
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