【寄り付き概況】
15日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比101円69銭安の2万3923円48銭。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。
前日の米国株市場では、米中協議に対する楽観的な見方がやや修正される形となり、NYダウはプラス圏を確保したものの、ハイテク株比率の高いナスダック指数は小幅ながら反落となった。
取引開始直後には下げ幅を100円超に広げる場面があった。「米国が、発動済みの対中追加関税を大統領選後まで維持する」という米ブルームバーグ通信の報道が利益確定売りを誘っている。15日の米中貿易協議の「第1段階」合意調印を控え、市場に広がっていた米中関係の改善期待がやや後退した。
前日に日経平均株価はフシ目の2万4000円台に乗せたものの、一段と上値を買い進む勢いはない。2万4000円トビ台では戻り売り圧力も強く、買いが手控えられやすい傾向がある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、高いのは精密機器、鉄鋼、医薬品の3業種のみ。値下がりで目立つのは海運、非鉄、機械など。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、野村やTDK、アドテスト、スクリン、安川電、ソニー、トヨタ、ホンダが安い。
一方、ファナックやアステラス、日ハム、日産自、サインポストが堅調。資生堂も高い。
テクニカル的には、積水ハ(1928)、ヤマト(1967)、山パン(2212)、カルビー(2229)、キューブシ(2335)、いちご(2337)、ぐるなび(2440)、ヨシムラ(2884)、野村不(3231)、セブンアイ(3382)、プロパティA(3464)、電算シス(3630)、デジハ(3676)、GMOPG(3769)、アイル(3854)、gumi(3903)、ニーズウェル(3992)、クレハ(4023)、信越(4063)、群栄化(4229)、アステラス(4503)、テルモ(4543)、日オラクル(4716)、Dガレ(4819)、アジュバン(4929)、小林製薬(4967)、タカラバイオ(4974)、JFE(5411)、大平金(5541)、住友鉱(5713)、富士ダイス(6167)、SMN(6185)、アトラエ(6194)、ナブテスコ(6268)、SANKYO(6417)、グローリー(6457)、ミネベア(6479)、THK(6481)、山洋電(6516)、サクサ(6675)、サンケン(6707)、パナ(6752)、アルプス(6770)、ユニデン(6815)、カシオ(6952)、ホトニクス(6965)、エコス(7520)、インタアク(7725)、スクリン(7735)、バンナム(7832)、紅(8002)、Fマート(8028)、内田洋行(8057)、東京産(8070)、松井(8628)、JPX(8697)、マネ(8698)、三井不(8801)、総合メディ(9277)が動兆。
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