米ドル円は109円台後半付近で推移

[概況]

15日、東京外国為替市場の米ドル円は一時109.805円まで下落し、その後も大台110円付近では上値が重い展開となった。米中関税について、11月に予定されている大統領選まで継続するとの観測が一部報道により伝わったことなどから米ドル円はやや上値が重く大台110円を再び割れた推移となっている。

現在、欧州時間に入り米ドル円は109.940円付近で推移。この後、米中通商合意に関する署名などが控えていることから、合意内容などが確認されるまでは米ドル円は109円台後半付近で膠着状態となる可能性も考えられそうだ。その他、12月生産者物価指数(予想:前年比1.3% 前回:前年比1.1%)など米経済指標の発表なども予定されている。

テクニカル的には米ドル円は下方に控える5日移動平均線(109.787円)などがサポートとなるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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