[概況]
28日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は108円台後半付近で上値が重い展開となった。引き続き新型コロナウイルスに対する世界的な感性拡大が懸念され、欧米主要株価が軟調に推移し、逃避通貨として円や米ドルなどが買われた。
その他、12月米新築住宅販売戸数(予想:72.8万件 結果:69.4万件)など米経済指標が発表され、市場の予想値を下回る結果となったが米ドル円の値動きに対する影響は限定的であった。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の雲の中へ突入しており、まずは雲下限(108.792円)付近を試す展開が考えられそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
