[概況]
25日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は確りとした展開となった。香港情勢も絡んで不透明感が強まる米中貿易協議の行方について、本日は中国系のメディアより第一弾の合意が近いとの報道が流れ、市場に安堵感が広がった。
同報道を受けて円売り地合いが強まり、米ドル円は一時108.91円へと本日高値を更新する格好となっている。
前述の報道により、現在は警戒感が緩んでいるものの、米国による第4弾の追加関税措置発効(12月15日)が迫っているにも関わらず、合意締結に向けた米中会談の日程は未だ定まっていない。米中協議関連の報道を横目に神経質な展開が目先も継続しそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
