26日の日経平均株価は続伸しそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万3200円-2万3500円。
前日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比190ドル高の2万8066ドルと過去最高値を更新した。投資家は運用リスクを取りやすくなっている。半導体関連や自動車など景気敏感株を中心に買いが入り、日経平均を押し上げる公算が大きいだろう。アップルや半導体関連の上昇が目立ち、東京株式市場でも関係する銘柄が物色対象になりやすそうだ。
日経平均は11月12日に付けた終値ベースの年初来高値（2万3520円）をにらみつつ、上値をうかがう展開を見込む声があった。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比95円高の2万3425円だった。
きょうは香港取引所に中国の電子商取引（EC）大手のアリババ集団が上場する。5億株の新株を発行して約1兆2000億円を調達する。香港情勢への警戒感は続くが、富裕層マネーなどが集まりやすいとの見方も多い。株価が好調な滑り出しとなれば、アリババ株を保有するソフトバンクグループ（SBG）の含み益が拡大するとの期待もあるだろう。
【好材料銘柄】
■ソフトフロントホールディングス <2321>
ジェクシード <3719> [ＪＱ]と資本業務提携。ジェクシードを引受先とする70万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は111円。
■旭化成 <3407>
米製薬会社ベロキシス・ファーマシューティカルズを約1432億円で買収する。
■ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス <3657>
IPコンテンツプロデュース事業などを展開するCRESTと資本業務提携。
■ジェクシード <3719>
ソフトフロントホールディングス <2321> と資本業務提携。ソフトフロンが実施する第三者割当増資を引き受け、70万株を取得する。
■ＣＥホールディングス <4320>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.46％にあたる22万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月2日から20年6月30日まで。
■ステムリム <4599>
再生誘導医薬として開発中のHMGB1タンパク質の断片ペプチドに関する特許査定を欧州で取得。
■トライアイズ <4840>
今期配当を3円増額修正。
■エヌエフ回路設計ブロック <6864>
伊藤忠商事 <8001> と蓄電池システム事業を合弁化する。
■レーザーテック <6920>
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。併せて、年間配当を従来計画の78円→55円に修正。実質1.3％の増額となる。
■穴吹興産 <8928>
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■JFLAホールディングス <3069>
中期経営計画を策定。23年3月期に営業利益22億円(20年3月期は8.7億円の計画)を目指す。
■マクニカ・富士エレホールディングス <3132>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.8％にあたる110万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月26日から20年3月24日まで。
■アプリックス <3727>
子会社スマートモバイルコミュニケーションズが格安SIMサービス「スマモバ」の新プランとして、法人向けIoT用データ通信サービス「unio」を提供開始。
■SAMURAI&J PARTNERS <4764>
maneoマーケットとの業務提携の一環として、maneo社が運営するソーシャルレンディングサイト「maneo」とシステム連携を開始。
■ＣＩＪ <4826>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.52％にあたる25万株(金額で2億7500万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月26日から12月20日まで。うち11万株を11月26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。
■ナガオカ <6239>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.0％にあたる3万5000株(金額で5600万円)を上限に、11月26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
26（火）
10月企業サービス価格指数（8:50）
40年国債入札
《決算発表》
ＤｙＤｏ
【海外】
中国企業アリババ集団が香港市場へ上場
米9月FHFA住宅価格指数（23:00）
米9月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数（23:00）
米10月新築住宅販売件数（11/27 0:00）
米11月消費者信頼感指数（11/27 0:00）
《米決算発表》
ベストバイ、ダラー・ツリー
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