買い先行、米株高で投資家心理が改善

【寄り付き概況】

26日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比158円59銭高の2万3451円40銭だった
前日のNYダウやナスダック総合指数、S&P500指数などの主要株価指数がいずれも過去最高値を更新し、相対的に出遅れる東京市場でもリスクオン環境のなか、上値追いが続いている。
米中貿易協議については予断を許さないものの、中国政府が米国側に譲歩する姿勢をみせているとの観測が市場心理にプラスに働いている。足もと外国為替市場では1ドル=109円近辺への円安に振れており、これも輸出株中心に追い風要因となる。米国株市場では半導体関連株が買いを集め、全但相場を牽引する形となったが、この流れを引き継ぐ可能性がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位に海運、電気機器、鉄鋼、非鉄、機械、石油など。
 
 
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテ、コスモス薬品は強含み。トヨタ、コマツもしっかり、日立、日立建機が買いを集めている。ソニー、キーエンス、ファナックが堅調。村田製、TDK、東エレク、SUMCOが値を上げている。
半面、資生堂がさえない。アステラス薬、塩野義が軟調。NTT、オリックスは小幅安、昭和電工が売られている。
 
 
テクニカル的には、清水建(1803)、日ドライ(1909)、林兼(2286)、ALSOK(2331)、キューブシス(2335)、ワールドHD(2429)、Vコマース(2491)、MonotaRO(3064)、グッドコム(3475)、エイチーム(3662)、DLE(3686)、EPS(4282)、ゼリア(4559)、ミルボン(4919)、ポーラ(4927)、クミアイ(4996)、太平洋(5233)、カーボン(5302)、ERI(6083)、インソース(6200)、津田駒(6217)、ユーシン(6482)、エプソン(6724)、MSOL(7033)、豊田合成(7282)、松田産業(7456)、インタアク(7725)、IFIS(7833)、大建工(7905)、天馬(7958)、正栄食(8079)、フルサト(8087)、昭光通商(8090)、極東貿易(8093)、東邦(8129)、日ガス(8174)、コメリ(8218)、丸三(8613)、NECキャピ(8793)、ヤマタネ(9305)、HIS(9603)、タネベ経営(9644)、ISB(9702)、イノテック(9880)が動兆。
 

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