日経ジャスダック平均は3日続伸、年初来高値

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比6円36銭高い3635円69銭で、連日で年初来高値を更新した。2018年10月24日以来およそ1年1カ月ぶりの高値となる。米中貿易交渉の進展期待を背景に日本株全体が堅調に推移するなか、新興市場でも強気な投資家心理を映した買いが優勢だった。主力株に加え、材料が伝わった銘柄への積極的な物色が目立った。伊藤忠と家庭用蓄電池の合弁会社を設立すると発表したNF回路が上昇した。
日経ジャスダック平均は小幅ながらも上昇して連日の年初来高値となっており、「マザーズ市場に比べて製造業が多いジャスダック市場のほうが、米中協議進展期待の影響を受けやすいようだ」との指摘があった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で556億円、売買高は7284万株だった。
値上がり銘柄数は340、値下がり銘柄数は278となった。
 
個別では、トミタ電機がストップ高。AKIBAホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、美樹工業、東北新社、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、グッドライフカンパニーなど26銘柄は年初来高値を更新。ダイヤ通商、パウダーテック、セレスポ、倉元製作所、フジトミが買われた。
 
一方、三洋堂ホールディングス、中京医薬品が年初来安値を更新。ウチダエスコ、日本アイ・エス・ケイ、キタック、セリア、fonfunが売られた。

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