[概況]
26日、東京外国為替市場の米ドル円は、米中が追加関税における第一弾合意に向けての話し合いを継続することで合意したとの内容を中国の国営通信社である新華社が報じたことなどにより、米中貿易協議の進展期待などから一時109.205円まで上昇した。しかしその後買いは続かず108円台後半付近で上値が重い展開となった。現在、欧州時間に入り米ドル円は108.900円付近で推移している。
この後は11月米消費者信頼感指数(予想:126.0 前回:125.9)や10月米新築住宅販売戸数(予想:70.7万件 前回:70.1万件)など米経済指標の発表が予定されている。テクニカル的には米ドル円は上値付近に位置する200日移動平均線(108.944円)付近がレジスタンスとして意識されそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
