4日続伸スタート、NYダウ史上最高値を更新受け

【寄り付き概況】

27日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比79円53銭高の2万3452円85銭。寄り付き後は上げ幅を100円超に広げる場面があった。
 
前日の米国株市場では米中協議の進展期待を背景として上値指向を継続し、NYダウ、ナスダック指数ともに連日最高値を更新しており、リスク選好ムードが強い。
米中両国に歩み寄りの姿勢が見えることが市場心理をポジティブにしている。ただ、東京市場では目先高値警戒感から利益確定の動きも出て上値は重く、米中協議に関する報道などを絡め先物主導で不安定な値動きも予想される。
一方、機関投資家による配当再投資の買いなどが想定され下値に対しては底堅さを発揮しそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位に非鉄、ガラス土石、紙パルプ、金属製品、電力ガス、建設など。
 
個別では、日立化成は個別に買われ、ニトリHDは大幅高、ソニーの買いが厚く、ソフトバンクGは強含み、ファーストリテはしっかり。TDK、太陽誘電、SMC、ファナックは上伸している。
 
半面、任天堂の売りが厚く、村田製、東エレクは下落し、京セラは小幅安。三井住友、東京海上、菱地所は軟調。コスモス薬品は大量の売りに押されている。

テクニカル的には、日水(1332)、住電設(1949)、COOK(2193)、スタジオアリ(2305)、アスクル(2676)、マクニカ富士(3132)、DI(4310)、クレスコ(4674)、日東精(5957)、ベクトル(6058)、ストライク(6196)、ダイフク(6383)、日ピラー(6490)、トレックスセミ(6616)、サクサ(6675)、三菱ロイ(7105)、FPG(7148)、大同メタ(7245)、西松屋(7545)、島津(7701)、HOYA(7741)、トッパンF(7862)、コクヨ(7984)、東建物(8804)、イオンモ(8905)、JR東(9020)、JR東海(9022)、丸全運(9068)、SB(9434)、インプレス(9479)、イーレックス(9517)、NTTデータ(9613)が動き。
 

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