日経ジャスダック平均株価は8日続伸した。終値は前日比4円27銭高い3689円81銭と、連日で年初来高値を更新した。
東京市場でも朝方はリスク回避ムードが強く、為替が一時1ドル=108円台に入る円高に振れたことや、アジア株安などが買いを手控えさせた。その後は、中国株や台湾株などが底堅さを発揮、円高にも歯止めがかかり、これを横目に押し目買いの動きが強まった。
「翌週から年末にかけて約20社の新規上場が控え、個人の投資意欲が高まっている」といい、好材料を発表した銘柄を中心に買われ指数は引けにかけて上げ幅を広げた。
ワークマンやニューフレア、AKIBAが上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で680億円、売買高は6926万株だった。
値上がり銘柄数は276、値下がり銘柄数は320となった。
個別では、エスエルディー、ウチダエスコ、トミタ電機、KYCOMホールディングスがストップ高。プリントネットは一時ストップ高と値を飛ばした。nms ホールディングス、アプライド、グリムス、香陵住販、ODKソリューションズなど28銘柄は年初来高値を更新。倉元製作所、ワットマン、ホロン、シノケングループ、日本フォームサービスが買われた。
一方、極楽湯ホールディングス、中京医薬品、インヴァスト証券、テーオーホールディングスが年初来安値を更新。ピープル、ゼネラルパッカー、ソレキア、前田製作所、セルシードが売られた。
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