【寄り付き概況】
6日の日経平均株価は小幅に続伸して始まった。始値は前日比47円58銭高の2万3347円67銭。前日のNYダウ工業株30種平均などの主要株価指数が小幅ながら上昇して終え、好感した買いがやや優勢となっている。もっとも米中貿易交渉を巡る不透明感は依然として強く、積極的に上値を追う雰囲気には乏しい。
今月15日に予定されている米国の対中関税発動が近づくなか、米中協議の行方を確かめたいとの姿勢が強かった。これを受け、この日の東京市場も日経平均株価が小幅高でスタートした。今晩は米11月雇用統計の発表も予定されていることから様子見姿勢が強まることも予想されている。為替は108円70銭前後と前日夕方に比べ小幅な円高水準で推移している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、25業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、倉庫、保険、非鉄、建設、機械、繊維など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、ゴム、水産など。
個別では、大成建、鹿島、日産自が高く、エーザイ、スクリン、ファーストリテは堅調。半面、日立、SUMCO、キーエンスがさえない
テクニカル的には、ショーボンド(1414)、明豊ファ(1717)、大成建(1801)、大林(1802)、佐田建(1826)、戸田建(1860)、熊(1861)、福田組(1899)、住友林(1911)、四電工(1939)、大気社(1979)、丸大(2288)、NJS(2325)、ローソン(2651)、ハードオフ(2674)、エレマテック(2715)、ロック(2910)、ユニチカ(3103)、シキボウ(3109)、プレサンス(3254)、明治電(3388)、協和レ(3553)、アセンテック(3565)、電算(3640)、ポール(3657)、オルトプラス(3672)、ネオ(3921)、ザ・パック(3950)、シンクロード(3963)、アイカ工(4206)、ニチバン(4218)、ケネディクス(4321)、日華化学(4463)、日エンタ(4829)、コスモエネ(5021)、藤コンポ(5121)、住阪セ(5232)、ガイシ(5333)、品川リフ(5351)、黒崎播磨(5352)、JFE(5411)、栗本鉄(5602)、日工(6306)、洋エンジ(6330)、アイチ(6345)、フクシマガ(6420)、ヒロセ電(6806)、堀場(6856)、コーセル(6905)、東海理化(6995)、KOA(6999)、イントラスト(7191)、河西工(7256)、第四(7327)、伯東(7433)、三菱食品(7451)、ハークスレイ(7561)、PCDEPO(7618)、兼松(8020)、佐藤商(8065)、GSIクレ(8101)、ケーズ(8282)、明和地所(8869)、トーセイ(8923)、丸運(9067)、テレ朝(9409)、学究社(9769)が動兆。
