[概況]
18日、東京外国為替市場の米ドル円は一時109.390円まで下落した。一方、クロス円では英ポンド円が一時143.07円まで弱含み軟調な展開となっている。英国政府が欧州連合(EU)離脱後の移行期間において、延長を認めないとする条項を追加する方針であることなどが報じられており、英ポンド売りが目立つ。
また、トランプ米大統領が連邦準備制度(FRB)に対して、金利を更に下げ、量的緩和を行うべきである旨をツイッターから発言しており、米ドル円に対して重石となるか。現在、米ドル円は109.415円付近、英ポンド円は143.55円付近で推移している。
テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(109.433円)付近を推移しており、同線がサポートとして意識される可能性も考えられる。
一方、英ポンド円では一目均衡表の基準線(143.66円)付近で推移しており支持線となるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
