東証マザーズ指数は前日比2.29ポイント高の868.49ポイントと反発した。
米国株式市場での方向感の定まらない相場展開を背景に手掛かり材料に欠けた展開で、全般は様子見ムードの中で売り買いが拮抗している。指数インパクトのないIPO銘柄は人気化といった展開にはなっている。
値上がり銘柄数は149、値下がり銘柄数は142となった。
9日にマザーズ市場に上昇したSREHDは9時12分、公募・売り出し価格(公開価格、2650円)を175円(6.6%)下回る2475円で初値を付けた。午前の終値は2407円。
18日にマザーズに上昇したユナイトは上場2日目のきょう9時16分、公募・売り出し価格(公開価格、1270円)の2.5倍にあたる3205円で初値を付けた。午前の終値は3715円。
19日にマザーズに上場したランディクスは買い気配のまま午前を終えた。気配値は公募・売り出し(公開)価格の1630円を75%上回る2860円まで上げた。
個別では、ウィルズ、JTOWERがストップ高。ユナイトアンドグロウは一時ストップ高と値を飛ばした。ピーバンドットコム、エディア、フリー、マクアケ、ベストワンドットコムなど8銘柄は年初来高値を更新。ギフティ、アドベンチャー、フロンティアインターナショナル、クックビズ、ジェイックが買われた。
一方、フルッタフルッタ、クラウドワークス、リビン・テクノロジーズ、オンコセラピー・サイエンス、メドレックスなど8銘柄が年初来安値を更新。Sansan、くふうカンパニー、イノベーション、ランサーズ、ホットリンクが売られた。
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